付き合うまでの期間は短い方がいい?

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こんにちは、鈴木です。

恋愛初期における最大の難関は「告白」です。告白をしなければ正式な交際には発展していきません。そこで気になるのが「出会ってからどのくらいで告白をすれば成功確率が上がるのか?」ではないでしょうか。

これに関してはいくつかのデータ分析が行われています。

鈴木鈴木

今回の記事は次のような人におすすめ!

  • デートを繰り返している相手がいる。
  • 告白のタイミングをうかがっている。
  • 付き合うまでの期間に有意差はあるのか?

付き合うまでの期間は短めがおすすめです。

告白成功率は出会いから告白までのタイミング(期間)により変化します。これは出会いからの期間により関係性が変化していくためであり、安定した関係性を構築できていない比較的早い段階の方が成功率は高くなります。

以下、詳細を説明していきます。

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出会ってからの期間は?

告白は早い方がよいとされています。

栗林克匡(2004)では「告白に成功した人と失敗した人のデータ分析」が行われています。それによると「成功群は知り合って3ヶ月以内に告白している」「知り合って13ヶ月以上経過すると失敗群の比率が増大する」ことが確認されています。

「告白するなら早い方がよい」が事実であるということです。

  • 3ヶ月ほどは成功群の割合が格段に高い。
  • 半年以降は失敗群が成功群を上回る。
  • 1年以降は失敗群の割合が大きく上回ることになる。

ちなみに告白に性差はありません。

なんとなく「告白は男性側からするもの」というイメージがあるかと思いますが、日本人を対象とした研究では「告白経験に性差はない(大学生の調査では男女とも約6割)」ことが確認されています。

このことからも性差を気にする必要はありません。

出会いから長すぎるデメリットは?

出会いからの期間が長すぎるのはよくありません。

知り合ってからの期間が長くなると「友人や知人としての関係で安定してしまう」ことになります。いったん関係が安定してしまうと「この関係性を壊したくない」「グループ内で気まずくなりたくない」などの理由から告白は失敗しやすくなります。

恋愛は関係性が安定する前にアタックすることがポイントになります。

  • 関係性が安定していないタイミングでの告白は成功しやすい。
  • 友人関係が深まるほどに告白は失敗しやすい。
  • いったん友達のカテゴリーに入ってしまうと抜け出しにくい。

出会いから半年間が重要になります。

もちろん「出会い」と「知っている」は意味が違います。たとえば同級生で存在は知っている人であっても「お互いが意識をする関係性(同級生以外のカテゴリーに分類される可能性のある関係性)」になってからの半年間(最悪でも1年間)がポイントになります。

後悔をしないためにも注意が必要です。

二人の関係を見極めるには?

出会いからの期間が全てではありません。

ここまでは「出会いからの期間による告白の成功確率」を説明してきましたが、実際に重要になるのは単なる時間経過ではありません。当然ではありますが「どのような関係性を築けているのか」がポイントになります。

鍵を握るのは「意味のない時間の共有」です。

  • 意味のある時間の共有
    • グループで遊びに行く。
    • 相手の相談を聞く。
    • 自分の悩みを打ち明ける。
  • 意味のない時間の共有
    • 用がないのに連絡を取り合う。
    • デートをする。
    • 手をつなぐ。軽く体に触れ合う。

時間経過だけにこだわるのは無意味です。

もちろん「告白をするなら早い方がよい」というのは事実ではありますが、その本質は「そのくらいの期間(3~6ヶ月以内)で意味のない時間の共有をできる関係性を築いていく」ことがポイントになってきます。

意味のある時間の共有には「告白の正否に影響がない」とされています。

まとめ・付き合うまでの期間は?

告白をするのなら早い方がよいです。

具体的には「出会いから3~6ヶ月以内が告白の成功確率が最も高くなる」ことが確認されています。もちろん出会いからの期間が全てではありませんが、そのくらいの期間内に「意味のない時間を共有できる関係性」を築いていくことがポイントになります。

いったん「恋人以外のカテゴリー(友人や知人など)」に分類されてしまうと告白の成功確率は著しく低下してしまいますので注意が必要です。