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こんにちは、鈴木です。
近年スキンケアを行う男性は珍しくありません。ひと昔前であれば「男性が肌を気にしても意味がない」という考え方もありましたが、現在では大なり小なりスキンケアをしている(肌を気にしている)方が多数派になっています。
スキンケアは男性であっても努力をする価値のある項目です。
今回の記事は次のような人におすすめ!
- 食事や運動、スキンケアを軽視している男性。
- 顔の造形は悪くないのにいまいち好印象に思われない。
- 第一印象で「生理的に無理」と思われることのある人。
男女問わず、美肌は好印象につながります。
顔の魅力度を探る研究は数多くあります。有名なのは「平均顔仮説」や「対象顔仮説」であり、平均顔には高い魅力があることが確認されています。また美肌を組み合わせた実験では「美肌には平均顔に負けないくらいの魅力がある」ことも確認されています。
美肌はモテるということです。
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美肌がモテる理由は?
美肌は外見的魅力度に深くかかわります。
平均顔がモテることは広く知られていますが顔写真を重ねていくと「肌がきれいになってしまう」という特徴があります。そこでリトルとハンコック(2002)は平均顔と美肌の効果を分けて判断できるような比較実験を行っています。
以下の4項目にて魅力度を調べたのです。
- オリジナル顔
- 平均顔+美肌
- 平均顔+オリジナル肌
- オリジナル顔+美肌
魅力度は「②>③>④>①」になることが確認されています。
しかし「③平均顔+オリジナル肌」と「④オリジナルフェイス+美肌」の間に大きな差はみられません。つまり美肌(すべすべのお肌)には平均顔に匹敵するほどの魅力度があるということになります。
このことからもスキンケアには外見的魅力度を高める効果があるといえます。
最低限のスキンケアとは?
スキンケアには優先順位があります。
健康な肌を阻害する原因には内的要因(活性酸素、栄養不良、ストレス、血行不良、睡眠不足など)と外的要因(紫外線、タバコ、乾燥、大気汚染、スキンケアの勘違いなど)があります。化粧品だけで解決できる問題ではありません。
重視して欲しいのが以下の3点です。
- 栄養管理(特にたんぱく質と食物繊維)
- 運動習慣(特にウエイトトレーニングなど)
- 最低限のケア(洗顔やUVケアなど)
スキンケアはとても深い世界です。
こだわりすぎてしまうと「スキンケアオタク(美容オタク)」になってしまいます。まずは栄養管理(たんぱく質摂取によるたんぱく質合成の促進)や運動管理(成長ホルモンによるたんぱく質合成の促進)などによって健康的な肌を目指していきます。
これだけでも肌のターンオーバーは整いやすくなります。
スキンケアにハマってはいけない理由
スキンケアにハマらないでください。
趣味のスキンケアとモテるためのスキンケアは違います。趣味としてスキンケアに取り組んでしまうと深い世界に足を踏み入れてしまうことになります。モテる(好印象を持たれる)ことが目的なのであればスキンケアには賛成ですが、美容には反対です。
美容に夢中になってしまうとモテにくくなります。
-
【スキンケアに無頓着】荒れた肌は「不健康」「不潔」な印象を与える。
step.1
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【適度なスキンケア】健康的な肌は「健康」「清潔」な印象を与える。
step.2
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【過度な美容】「違和感」「心に問題がある?」などの印象になる。
step.3
健康的な美肌には食事管理と運動管理が欠かせません。
もちろん洗顔や必要に応じた基本のお手入れ(化粧水→美容液→乳液→UVケア)などが無駄になることはありませんが、モテるためのスキンケアには高いレベルでの美容テクニックは必要ありませんので安心してください。
モテたい男性が目指すべきは「美しい肌ではなく健康的な肌」です。
まとめ・美肌男子はモテる?
美肌男子は間違いなくモテます。
美肌は外見的魅力につながることが確認されています。しかし男性がモテるために求められているのは「美しくなるためのスキンケア」ではなく「健康的な容姿を手に入れるためのスキンケア」となりますので食事や運動管理が基本になります。
スキンケアでイメージされることの多い基本のお手入れ(化粧水→美容液→乳液→UVケア)などは、必要に応じて取り入れていくことになります。