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こんにちは、鈴木です。
自己愛(ナルシシズム)の強すぎる人をナルシストと呼びます。自己愛とは「自分自身を大切にできる能力」のことですので悪いことではありません。しかし自己愛が強すぎると「嫉妬心が強くなる」「周りと衝突する」などの問題を起こすこともあります。
また極端な場合には「自己パーソナリティ障害(自分を特別視して他人からの賞賛を求めるあまりに社会生活に支障をきたしてしまう人格障害)」が疑われることもあります。
今回の記事は次のような人におすすめ!
- ナルシシズムの特徴は?
- ナルシストの種類は?
- 自分はナルシストなのか?
ナルシストの原因は強すぎる自尊感情です。
自尊感情(自己に対する肯定的な評価)が強すぎると「自分を特別な人間だと信じてしまう」「自分の能力を実際よりも大きく主張する」「自分よりも優れた人間を認められずに嫉妬する」などの特徴が生じます。
多くは自尊感情タイプですが劣等感タイプも存在します。
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根拠のない自信を持っている
ナルシストな人は自分を特別な存在だと考えています。
自尊感情が高すぎることにより「根拠のない思い込み」が強くなります。そのために「周りからの特別扱いを望む」「相手を自分の要求に従わせたがる」「周りの人の気持ちを理解しようとしない」などの行動がみられます。
いずれも自分を好きすぎる故の行動です。
- 鏡を見る頻度が高く、自分に見とれる。
- 自分を理解できるのは特別な人だけだと考える。
- 根拠もなく自分を過大評価した空想をする。
- 周りの人の気持ちを理解しようとしない。
また「まだ本気を出していないだけ」と考えるのもこのタイプです。
ナルシストには「根拠もなく自分を過大評価している」という特徴がありますので、理想に近づくための努力をすることはなく「自分を理解できない周り(または環境)が悪い」と思い込む傾向にあります。
現実から目を背けがちになると言うことです。
自分を大きく見せたがる
ナルシストな人は自分を大きく見せようとします。
特別視されることを望み賞賛されることに喜びを感じるために「自分の能力を実際よりも大きく主張する」などの傾向がみられます。そのために自分の能力や業績を大きく誇張した自慢話が多くなります。
うぬぼれやすいと言うことです。
- 自分の才能や業績を誇張した自慢話をする。
- 特別扱いされたがる。
- お世辞に弱く誉められると喜ぶ。
自慢ポイントが「見た目だけ」だとは限りません。
ナルシストと聞くと「ルックスへの自信」を最初にイメージするかと思いますがアピールポイントは人それぞれです。社会的地位や経済力、過去のモテエピソード、人柄の良さなど自慢ポイントには個人差があります。
また劣等感タイプのナルシストも存在します。
一般的にイメージされるナルシストは「自己愛(ナルシシズム)タイプ」になりますが、ナルシスト的な行動(人からの評価や賞賛を求める行動)の背景には自分の能力や価値観に自信が持てない心理も存在します。
自己愛とは反対に劣等感により自分を大きく見せようとするタイプです。
嫉妬心が強くなる傾向にある
自分以上の人間を認めたがりません。
自分への愛(自己愛=ナルシシズム)の根拠には大きすぎる自尊心と肥大した自己イメージがあります。そのため心の奥底では「自分よりも優れている」と気づいていたとしても簡単に認めることはできません。
そのため現実から目を背けがちです。
- 他の人が評価されると嫉妬する。
- 自分を理解してくれないと感じやすい。
嫉妬心はギャップが大きいほどに強くなります。
ナルシストな人には「根拠もなく自分が特別な存在だという意識が強い」「理想に近づくための努力をせずに責任転嫁する傾向がある」などの特徴がありますので、普通の人よりも嫉妬心を感じやすい性格であるといえます。
他者を認めて理解しようとすることが大切です。
まとめ・ナルシストの特長は?
ナルシストには特徴があります。
それが「自分を特別な人間だと信じてしまう」「自分の能力を実際よりも大きく主張する」「自分よりも優れた人間を認められずに嫉妬する」などです。多くは高すぎる自尊心と肥大した自己イメージによるものですが、劣等感により自分を大きく見せたがる場合もあります。
いずれにしても「自分の劣っている部分や失敗を素直に受け入れるようとすること」が大切です。