恋愛の種類は?

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こんにちは、鈴木です。

恋愛はいくつかの種類(タイプ)に分類できます。自分の望む恋愛と相手の望む恋愛に隔たりがあると努力をしても結ばれる確率は低くなりますし、努力の方向性を見誤ってしまうとせっかくの努力が無駄になってしまいます。

まずは恋愛の種類を知ることが大切です。

鈴木鈴木

今回の記事は次のような人におすすめ!

  • 恋愛を始めたくてもやるべきことが分からない。
  • 努力はしているのにうまくいかないことが多い。
  • 恋愛観の違いがあるように感じる。

恋愛はいくつかの種類に分類できます。

望んでいる愛の形(種類)により、相手に求めるポイントや魅力的に感じられる容姿などが変化します。恋愛の分類にはいくつかの方法がありますが、「スタンバーグの愛の三角理論(3タイプ)」と「リーのラブスタイル理論(6タイプ)」が広く親しまれています。

以下、各方法論の概要を説明していきます。

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「スタンバーグの愛の三角理論」とは?

愛の三角理論は3つの要素で構成されています。

それが「親密性(情緒的な愛)」「情熱(高揚する愛)」「コミットメント(条件の愛)」です。3要素のバランスが取れている愛の形こそが「完全な愛」だと考えられています。3要素に偏りがある場合には親密性は「好意・友情の愛」、情熱は「のぼせあがりの愛」、コミットメントは「空虚な愛」になります。

恋愛の始まりはいびつな三角形であっても問題はありません。

  • 親密性(Intimacy):幸福感や情緒的な安定感などを重視する愛
  • 情熱(Passion):相手の身体的魅力やドキドキする感覚を重視する愛
  • コミットメント(Commitment):相手の学歴や職業、家柄などを重視する愛

始まりは人それぞれです。

友人関係から恋愛に発展したカップルは親密性、ひとめぼれから恋愛に発展したカップルは情熱、お見合いなどから恋愛に発展したカップルはコミットメントに偏った三角形である可能性が高いといえます。

恋愛は愛の三角形を整えていくような努力が必要になります。

「リーのラブスタイル理論」とは?

リーのラブスタイル理論は6つの要素で構成されます。

それが「エロス(情熱的な愛)」「ルダス(ゲーム感覚の愛)」「ストルゲ(友情のような愛)」「プラグマ(実用的な愛)」「マニア(脅迫的にのめり込む愛)」「アガペ(他愛的で惜しみなく与える愛)」です。

基本となるのが「エロス」「ルダス」「ストルゲ」の3スタイルです。

  • エロス(passionate, erotic):情熱的でエロティックな愛
  • ルダス(game-playing, uncomitted):ゲームのように深入りしない愛
  • ストルゲ(friendship):友情のような愛

これらは「愛の三原色」とも呼ばれています。

さらに愛の三原色を混ぜ合わせることによって二次的な三原色(愛のスタイル)が現れると考えます。それがエロスとルダスを併せ持つマニア、ルダスとストルゲを併せ持つプラグマ、ストルゲとエロスを併せ持つアガペです。

以上がラブスタイル理論の6要素です。

  • プラグマ(practical, calculating):実用的で計算高い愛
  • マニア(obsessional):相手に対して脅迫的にのめり込む愛
  • アガペ(altruistic, giving):他愛的で惜しみなく与える愛

ラブスタイル理論には多くの追加研究がおこなわれています。

たとえばラブスタイルによる交際満足度は「男性:エロス>アガペ>ストルゲ>マニア>プラグマ>ルダス」「女性:エロス>アガペ>ストルゲ>プラグマ>マニア>ルダス」のように大きな違いはありませんが、大切だと考えているラブスタイルは大きく違います。

基本的に男性はアガペ、女性はルダスとプラグマを重視する傾向にあります。

まとめ・恋愛の種類(分類)について

恋愛の種類にはいくつかの分類方法があります。

いずれの分類方法も完ぺきとは言えませんが戦略上のあたりをつける(仮説を立てる)ことには役立ちます。つかみどころのない恋愛では仮説思考により仮説検証サイクルを回さなければ行動が止まってしまいますので非効率です。

愛の種類を知ることは想像以上に役立ちます。